大人になっても読みたい絵本『もうじきたべられるぼく』

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この絵本は売り上げランキングの上位にありベストセラーとなっています。そのため、とても気になって読んでみました。温かみのあるイラストと、時折くすッと笑えるストーリーが特徴です。命の大切さや食への感謝を考えるきっかけとなる素敵なお話です。

目次

『もうじきたべられるぼく』を通して考える命の大切さ

『もうじきたべられるぼく』とは?

もうじきたべられるぼくは、最後にお母さんを一目見ようと生まれ育った牧場へ会いに行くというところから物語がスタートします。

作品のテーマとメッセージ

「もうじきたべられるぼく」は、命の尊さや食の大切さをテーマにした絵本です。この絵本を通じて、読者は食べ物がどのようにして私たちのもとに届くのか、そしてその背後にある命について深く考える機会を得られます。

作品情報

  • 著者:はせがわゆうじ
  • 出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社 (2022/8/9)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2022/8/9
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 36ページ

はせがわゆうじ

1958年名古屋生まれ。名古屋芸術大学を卒業しデザイン事務所につとめる傍らイラストレーターを志し独立。1986年「詩とメルヘン」(サンリオ)の第6回イラストコンクール優秀作品賞受賞。

[ その他作品 ]

『じてんしゃ倶楽部』

『ゆうやけ探検隊』

『ベンジャミンの空』(いずれもサンリオ)、

『こころの森』(ウォーカーズカンパニー)など

著者のはせがわゆうじさんは、日本の絵本作家であり、彼の作品は子供だけでなく大人にも深い感動を与えることで知られています。彼の作風は、シンプルでありながらも心に響くストーリーと美しいイラストが特徴です。

絵本の対象年齢と内容

この絵本は、子供から大人まで幅広い年齢層に向けて書かれています。簡潔で分かりやすい言葉と、美しいイラストが特徴で、読み聞かせにも最適です。

もうじきたべられるぼくの重要性

命の大切さを考えるきっかけ

この絵本は、食材としての命がどのようにして私たちの食卓に届くのかを描いています。読者はその過程を通じて、命の重みとそれを大切にすることの重要性を学びます。

食育と絵本の関係性

「もうじきたべられるぼく」は、食育の一環としても非常に有用です。子供たちが食べ物に対する感謝の気持ちを育むために、この絵本は効果的なツールとなります。絵本を通じて描かれる人間と動物の関係は、読者に深い感動を与えます。動物たちの命が私たちの生活を支えているという事実を再認識することができます。

批判と評価

「もうじきたべられるぼく」は、多くの読者から高評価を得ています。感動的なストーリーと美しいイラストに、多くの人々が心を打たれています。

物語の結末には賛否両論があります。一部の読者は感動的であると感じる一方、他の読者は悲しさを感じることもあります。しかし、その感情こそがこの絵本の力強いメッセージを伝えています。

各種書評サイトでの評価は非常に高く、多くの読者がこの絵本を絶賛しています。

もうじきたべられるぼくの購入方法

「もうじきたべられるぼく」は楽天ブックスや主要な書店で購入可能です。オンライン注文の手続きも非常に簡単で、数クリックで手に入れることができます。電子書籍も販売しています。

多くのオンライン書店では、無料試し読みが提供されているところもあります。これを利用して、絵本の内容を事前に確認することができます。

はせがわゆうじ その他の作品はこちら

最後に

「もうじきたべられるぼく」を読んでみて、この本はタイトルの通りハッピーエンドではないため、賛否があると思います。ウシ君は自分の運命を受け入れ、とてもお母さん思いの子ウシです。この絵本を通じて、食の大切さだけでなく自分の命を大切にし、今こうして生きていることに感謝する気持ちを抱かせてくれる作品でした。

この記事を書いた人

北海道に住むアラフォー転勤族の妻です。
在宅でできる仕事を目指してWEBデザインを学び、WEBコーディングの仕事も経験しましたが、1年ほどで挫折してしまいました。今はブログを立ち上げて、文章力やマーケティングの勉強をしています。気になっていることや好きな本のことを発信していこうと思っています。この情報が少しでも皆さんのお役に立てたら嬉しいです。

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